
熱中症と聞くと、ほとんどの方は炎天下に屋外にいる人が発症するものというイメージを持っているのではないでしょうか?工事現場で働いている、高齢者が炎天下の中屋外を移動している、子供が公園で遊んでいる時などに起きるもので、冷房が効いた室内にいる時には熱中症の心配はないと考えているかもしれません。
しかし実は、近年の熱中症に関わる緊急搬送については、その約4割が自宅や職場など、エアコンによって温度管理がなされた場所で発生しているというデータがあるのです。実際に、医学、防災の専門家などからは「屋内熱中症」という言葉が用いられ、新たな危険として警告がなされるようになっています。
現在では、ほとんどの住宅にエアコンが導入されています。猛暑化が進む中、夏場は冷房に頼りながら生活をする人が多いのですが、エアコンも万全な設備ではなく、冷房運転をしていても、換気不足や気流の停滞、建物の断熱性能の低さなどが原因となり、室内の温度が設定温度よりも高くなってしまうというケースも珍しくないのです。また、室温の上昇に合わせて湿度も上昇してしまい、多くの方が安全と思っている室内で、めまいや頭痛、最悪の場合は意識障害に至るといった室内熱中症を発症することがあるのです。
室内熱中症は、特に在宅時間が長い高齢者や小さなお子様について、外出時と同等、あるいはそれ以上の健康リスクが生じるかもしれないと言われるようになっています。そこでこの記事では、人間にとって新たな脅威として知られるようになった室内熱中症の発症状況や、エアコンをつけていても暑いと感じる原因などについて解説します。
新たな脅威として指摘される室内熱中症について
熱中症は、高温多湿な環境下で体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもることで引き起こされるさまざまな症状の総称となります。私たち人間の体は、発汗と呼吸によって体温を一定に保つようにできているのですが、気温・湿度がともに高い状況下に置かれると、汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもってしまうことで熱中症に至るとされています。
この熱中症に関しては、炎天下の屋外にいる時に発症しがちと考えられていますが、昨今では住宅内など、屋内における発症例が急増しているとされているのです。ここでは、熱中症の発症状況や、屋内熱中症が起こる主な原因について解説します。
熱中症の発症状況について
昨今、日本の夏は猛暑化が急速に進んでおり、毎年のように大手メディアなどで「記録的な暑さ!」という言葉を耳にするようになっています。実際に、2025年の夏に関しては、熱中症による緊急搬送者数が過去最多を記録するなど、私たちの最も身近な健康被害は熱中症と言えるのではないかと考えられるような状況となっています。
それでは、2025年のデータから、熱中症の具体的な危険性を見ていきましょう。まず、熱中症による緊急搬送が多い時期についてみていきます。以下のグラフは、2025年5月1日~9月30日までの緊急搬送患者数の統計データとなります。
引用:総務省消防庁資料より
上のグラフから分かるように、熱中症に関わる緊急搬送は、6月中旬ごろから急激に増え、8月いっぱいは毎週5,000人を超える人が熱中症を発症していたという結果となっています。昨年は、梅雨明けする時期が早かったこともあり、7月初旬から8月にかけて、緊急搬送者数が非常に多かったという結果となっています。
それでは、熱中症により緊急搬送された方の属性や、どこで熱中症を発症したのかについてのデータも見て見ましょう。
引用:総務省消防庁資料より
上記の通り、熱中症を発症した人の過半数は高齢者であったという結果が出ています。60%以上が軽傷であったことは不幸中の幸いですが、重症と死亡を合わせると2000人以上に達しているなど、熱中症がどれほど恐ろしいものなのかが良く分かるはずです。
さらに注目すべきデータが、「熱中症を発症した場所」についてです。一般的に「熱中症は屋外で発症するもの」というイメージがある中、発生場所として第一位となっていたのが「住居」なのです。もちろん、この統計データにおいては、「敷地内」も住居に含まれているため、庭仕事をしている際に熱中症を発症したなど、屋外にいたという方もいるかと思います。しかし、これ以外にも、教育機関や公衆(屋内)を合わせると10%を超えるという状況になっているため、室内で熱中症を発症していた人が非常に多かったということがよくわかるのです。
それでは、エアコンによって室温や湿度が調整されているはずの屋内で熱中症を発症するのはなぜなのでしょうか?
室内熱中症が起こる主な理由
熱中症については、エアコンをつけている室内にいる時には発症することがないと考えている人が多いはずです。しかし実は、エアコンを使用していたとしても、以下のような事が要因となり、熱中症を発症してしまう人がいるのです。
- 高温多湿
換気不足などに陥り、室温が30℃、湿度が60%を越えているような環境に長時間いると、汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもって熱中症を発症することがあります。通常、エアコンを稼働させていれば、このような環境に陥る可能性は少ないのですが、さまざまな条件が重なった時には、熱中症の危険性がある状況が作り出されることがあります。その辺りについては後述します。 - 水分の不足
エアコンが効いた室内にいる時には、水をあまり飲まないという方は熱中症の危険性が高くなります。この場合、発汗などで失われた水分が補給されないため、血流が悪化して、体熱の放散が低下する可能性があります。また、お茶やコーヒーばかり飲んでいる方の場合、利尿作用によって摂取した水分を排出することで、水分不足に陥ることがあります。 - 運動不足や加齢による筋力低下
普段の生活で、体をほとんど動かさず、筋力が低下しているという方も、室内熱中症のリスクが高くなるとされています。筋肉量が少なくなると、熱を生産、放散する能力が落ちてしまい、体温調整力が低下するとされているのです。高齢者の方などは、これも室内熱中症の要因になるでしょう。 - 体調不良
寝不足や二日酔い、風邪気味など、そもそも体調不良を感じているという状況の場合、自律神経の乱れや発汗、血流調整が上手く働かないことで熱中症を発症するリスクが高くなります。 - 高齢者や乳幼児
先程紹介したように、高齢者は室内熱中症による緊急搬送者数が多いです。これは、暑さや渇きを感じにくくなっていることで、水分不足などに陥りやすく、気付かないうちに体がオーバーヒートしてしまうからです。また、乳幼児などの小さなお子様は、自分で暑さや水分摂取の管理ができないため、大人が気付かないうちに熱中症を発症してしまうことがあるのです。
上記のような事が要因となり、エアコンなどが効いた室内にいるはずなのに、熱中症を発症してしまう人がいるのです。
特に、高温多湿な環境については、室内の通気や気流が滞る、断熱や遮熱性能が不足することによって発生することが多いです。換気性能や断熱性能など、住居そのものの性能に問題があった場合、エアコンによる室温・湿度調整機能が効かなくなり、「エアコンをつけているのに暑い…」「ずっと室内にいたのに頭痛が…」といった熱中症の症状に繋がってしまう可能性があります。
エアコンをつけていても暑い…こんな状況になる要因とは?
それでは次に、「エアコンをつけているのに暑い…」「設定温度をいつもより下げているのに効かない…」と言った問題が生じた時、このような状況がなぜ引き起こされてしまうのかについてもご紹介していきます。
当然のことですが、エアコンをつけていても暑さを感じるようであれば、熱中症の発症リスクが高くなります。そして、エアコンが効かないという状況については、その使い方や住まい側に何らかの問題があるケースが多いのです。
ここでは、室内熱中症を防止するため、「エアコンをつけているのに暑い」という状況が引き起こされる理由をご紹介します。
理由1 エアコンの使い方と限界
エアコンの設定温度については「28℃」が推奨されています。これは、労働安全衛生法などの法律で定められたオフィスの適正室温の上限が「28℃」であるということが根拠にされているそうです。環境省が推進するクールビズでも、エアコンの設定温度は28℃が推奨されていますが、これにしなければならないというわけではありません。
実際に、エアコンの設定温度を28℃にしていても、室内にいる時に汗が止まらないぐらい暑さを感じてしまう…というケースも珍しくないのではないでしょうか?実は、このような状況は、エアコンの設定温度と実際の室温が一致していないことで起きています。
室内の温度は、たとえエアコンの設定を28℃にしていたとしても、場所や時間帯、家具などの配置によって室温が30℃を越えてしまうようなエリアが生じることがあるのです。エアコンの設定温度と室温のギャップが生じてしまう理由は、以下のような事が考えられます。
- センサーの偏り
エアコンは、センサーで室内の温度を把握し設定温度に近づけるような仕組みになっています。しかし、このセンサーが室内の平均温度を把握できないような状況になっていると、過冷却や冷却不足が起きてしまうのです。当然、冷却不足になると、「エアコンをつけているのに暑い」という状況が引き起こされてしまうでしょう。 - 気流が妨げられる
何の家具も配置されていない状況の部屋であれば、エアコンは過不足なく部屋中の温度を調整することができます。しかし、一般住宅の室内には、さまざまな家具などが配置されています。エアコンと家具などの位置関係によっては、吹き出し口から出た冷風が、収納家具やソファーなどに遮られ、部屋中に行き渡らなくなることがあるのです。この場合、部屋の中でも場所によっては「熱だまり」が生じてしまい、その部分に人がいると暑さを感じます。 - 外部からの熱の侵入
夏場は、外部から熱が侵入することで、エアコンをつけていても暑く感じることがあります。例えば、南側に大きな窓があるのに日射を遮るための対策などを施していない場合、日差しによって壁や床、家具などが熱せられ、その熱で室温が上昇するのです。日射を直接受けるような場所は、設定値よりも体感温度が2~3℃高くなると言われるので、暑さを感じるでしょう。
エアコンは、つけていればどのような環境でも涼しくて快適な環境を作り出してくれるというわけではありません。そもそも、冷たい空気は重く下降するため、冷房をつけたときには床付近から冷え始めて、人が涼しいと感じるようになるには少し時間がかかります。このような場合、室内でサーキュレーターなどを回せば、冷たい空気が循環するようになるため、素早く部屋全体を冷やすことができるようになるのです。また、強制的に気流を作っておけば、熱だまりなどができるのを防ぐ効果も期待できるでしょう。
エアコンは、確かに非常に便利な設備であることは間違いないのですが、どのような設備にも機能的な限界というものがあるので、人為的に弱点を補ってあげることも大切なのです。例えば、室内を素早く冷やしたい場合は、気流設計と熱負荷の削減を考えてあげる必要があります。
なお、室内熱中症の予防を考えた時には、湿度調整のことも検討する必要があります。高湿状態になると、汗が蒸発しにくくなり、体内に熱がこもってしまうことで熱中症を発症します。日本の夏は、高温なだけでなく高湿であることも特徴なので、エアコンの除湿機能や除湿機などを併用することで、室内の湿度が60%を越えないように調整しましょう。
理由2 建物性能の問題
夏場に「エアコンをつけているのに暑い…」ということに悩んだ時には、上記のエアコンの使い方以外にも、住宅そのものの性能に問題がある場合も多いです。
住宅の断熱性能や気密性能が低い場合、外気温の影響を遮る力が弱くなり、エアコンなどで室温調整をしたとしても、暑く感じてしまうようになるのです。また、外気温の影響を遮る力が弱い家は、昼間熱が建物そのものに蓄えられ、夜になってもなかなか放熱されないという状況になりがちです。この場合、就寝する際にエアコンを切ると、すぐに室温が上昇してしまい、寝ている間に熱中症を発症してしまう…という事態に発展しやすくなるのです。
夏の暑い時期は、以下のような場所から家の中に熱が侵入してくるとされています。これらの部分の断熱性能が不十分である場合、エアコンをつけていても暑い、空調効率の低下によって光熱費が上昇するといった問題を引き起こします。
- 窓・開口部(侵入割合:約70%以上)
外部から侵入する熱のほとんどは、窓などの開口部が要因になっているとされます。したがって、空調効率のことなどを考えると、窓の断熱対策が必要不可欠です。なお、リフォームなどによって断熱性を高める以外にも、すだれやシェードなどを配置することで、直射日光が窓ガラスに当たる前に遮るという方法も有効です。 - 屋根・天井(侵入割合:約11%)
屋根は、日中の強い日差しで熱せられます。そして、屋根部分の断熱が不十分である場合、その熱が天井にまで伝わり、室温の上昇を招く可能性があります。 - 壁(侵入割合:約7%)
壁も日中は直射日光の影響で熱を蓄積します。そしてこの熱は、夜間に室内で熱(輻射熱)として放出されるのです。当然、エアコンなどで室温を調整していたとしても、壁から熱が侵入してくるわけなので、暑さを感じたり空調効率の悪化を招きます。 - 換気(侵入割合:約6%)
外気温が非常に高い日中は、窓などを開けて換気を行うと、熱も一緒に取り込むことになります。
上記のように、夏場は外部から熱が侵入してくることで、エアコンの設定温度以上の室温になってしまうケースがあるのです。建物そのものの断熱性や気密性を高めてあげることができれば、その熱の侵入を遮ることができるので、暑さを感じにくくなります。
室内熱中症を防止するための対策について
ここまでの解説で、エアコンを稼働させている室内にいても、熱中症を発症するリスクがあるということが分かっていただけたと思います。エアコンの使い方や室内での過ごし方、また建物そのものの性能によってはエアコンの効果を十分に発揮させることができなくなり、室内にいても暑さを感じてしまうような環境が作り出されてしまうのです。
それでは、これから迎える本格的な夏に向け、室内熱中症を防止するためにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは、普段の生活の中で心掛けたい対策と、リフォームによる快適な住環境づくりについて解説します。
普段からできる室内熱中症対策
熱中症は、エアコンをつけている室内にいれば安心…というような物ではなくなっています。上で紹介したように、室内での過ごし方や部屋作りなどによっては、エアコンをつけていても室内で暑さを感じる環境になってしまいやすいのです。
室内での熱中症の発症を防ぐためには、日常生活の中での行動が非常に重要になるとされているので、以下に紹介する事柄については、常に意識するようにしましょう。
- 小まめな水分、塩分の補給を心がける
高齢者などにありがちなのが、室内にいる時に、のどの渇きを感じていないことで、水分をあまり補給せず、結果として熱中症気味になるという状況です。特に、エアコンが稼働している室内にいれば、熱中症の危険がないと考え、余計に水分の補給が遅れてしまう人がいます。室内熱中症を防ぐためには、のどの渇きを感じていなくても、小まめに水分を補給するようにしましょう。可能であれば、1日に1.5~2Lの水分を目安として、これを小まめに補給しましょう。なお、水分でも、カフェインやアルコールが含まれているものは利尿作用が強いので控えめにしましょう。なお、汗をかいた後は、水分だけでなく、塩分などのミネラルの補給も忘れないようにしましょう。 - 室温・湿度の見える化
エアコンによる室温・湿度調整については「設定温度が〇℃になっているから安心!」と考えてはいけません。上で紹介したような理由で、設定温度よりも高い状況が作り出される可能性があるため、人が長時間滞在するリビングや寝室に関しては、見える化することが大切なのです。100円均一などで温湿度計を購入し、設置しておけば、現状の室温や湿度をすぐに確認できるようになります。「気付いたときには高温多湿な環境になっていた…」という状況を防ぐには、温湿度計で現状確認ができる状況を作るのがおすすめです。 - 光・遮熱で熱を遮る
外部から熱が侵入しやすい状況を放置すると、エアコンをつけていても暑さを感じやすくなります。また、エアコン効率が低下することで、光熱費も高くなるなど、さまざまな問題に発展します。したがって、直射日光が窓から入らないようにするため、すだれやシェードなどを設置する、窓ガラスに遮熱シートを設置するなどの対策を検討しましょう。築年数が古く、建物そのものの性能が低いという場合、断熱リフォームの実施も検討すべきです。 - 気流をつくる
エアコンの冷気が部屋中に回るようにするためには、室内に気流を作ってあげることが大切です。サーキュレーターなどを回せば、室内の空気が循環するようになるため、エアコンの冷風も効率的に部屋全体を冷やすことができるようになります。これにより、室内の熱だまりなども解消しやすくなり、室内が設定温度通りの涼しい環境になりやすいです。
室内熱中症対策は、上記のような対策を組み合わせて実施することが大切です。水分補給だけをしても、室内の温湿度環境が改善されていないのであれば、いずれ熱中症を発症する可能性があるでしょう。
建物性能に問題がある場合は、断熱リフォームを検討
猛暑化が進む日本では、エアコンのみに頼った室温調整は、限界が見えてきたとされています。先程紹介した通り、エアコンで室内の空気を冷やしたとしても、外部から熱が侵入してくることで、「エアコンをつけていても暑い」という環境になってしまいがちなのです。
実際に、現在の住まいで、エアコンを稼働させているのに、室内にいて暑さを感じているという方の場合、住まいの性能そのものを底上げする必要があるかもしれません。例えば、以下のような断熱リフォームを検討すると良いでしょう。
- 窓部分の断熱
外部から侵入する熱の約7割が窓などの開口部からとされています。つまり、エアコンの効きの悪さを感じているという場合、窓の断熱リフォームが非常に効果的なのです。窓の断熱は、内窓を設置して二重窓にする、既存の窓ガラスを断熱ガラスに交換するといった対策が有効です。これらの断熱リフォームは、国の補助金なども活用できるため、おすすめです。 - 壁の断熱
壁は、外気に直接触れる場所となるので、家全体の断熱性に関わってきます。この部分の断熱対策は、「内断熱(内張り・充填断熱)」と「外断熱(外張り断熱)」の二つの方法があります。どちらの方法を採用するにしても、工事が大掛かりになるので、その点は注意しましょう。比較的容易にできる対策としては、断熱もしくは遮熱塗料を用いた外壁塗装などがあります。 - 天井・屋根
屋根・天井部分の断熱対策は、夏場は屋根裏の熱気を遮り、冬場は室内の暖気が逃げるのを防ぐことができるようになります。方法としては、天井裏にグラスウールなどのマット状断熱材を敷き詰めるといった方法や、綿状の断熱材(セルローズファイバーなど)を専用機械で吹き付けていくといった方法があります。この他、断熱塗料を使って屋根を塗装するという方法もそれなりの効果を期待できます。
上記以外にも、断熱リフォームはありますが、何らかの対策を施すことで外部からの熱の侵入を防ぐことで、室温が上昇するのを防げます。
断熱リフォームの実施には、それなりのコストがかかってしまいますが、室温の安定化による室内熱中症の防止や、空調効率の改善による光熱費の削減など、さまざまなメリットが期待できます。
まとめ
今回は、エアコンが効いているはずの室内にいて暑さを感じてしまう原因とその対策について解説しました。
日本の夏は、年々猛暑化が進んでいて、令和3年以降、熱中症による緊急搬送者数は右肩上がりで増加しています。2025年には、コロナ禍以前と比較しても、過去最大の緊急搬送者数になったとされていますし、夏の暑さは人命に直接関わってくるような時代になっているのです。
さらに、この熱中症については、屋外で発症するだけでなく、エアコンが稼働しているはずの屋内で発症する方が増加しているというデータがあるのです。これは、「エアコンをつけているから大丈夫だろう!」などと、エアコンの効果を過大評価してしまっていることも要因になっています。記事内でご紹介したように、エアコンをつけていても、外部からの熱の侵入などがあれば、設定温度以上の環境が作られ、熱中症を発症する危険性が高くなるのです。
まずは、水分補給や室温・湿度の見えるか化など、すぐに実施できる対策からスタートしてみてはいかがでしょう。なお、住居そのものの性能に問題を感じ、断熱リフォームを検討しているという方は、お気軽に悠建設までお問い合わせください。2026年中の工事であれば、国の補助金を活用することができるので、費用負担を大幅に軽減することができます。
