家を建てる際には、そこで暮らす家族が「可能な限り快適に過ごせる」ということを意識して間取りや工法を考える人が多いと思います。ただ、昨今の新築業界では、家の快適性と同じぐらい「家族が健康に暮らせる」「環境に優しい」というポイントを意識して家づくりを進める人が増えています。家を建てたいと考えてインターネットでいろいろと検索してみた時、『健康住宅』なる言葉を見かける機会が増えていますし、どのような家を建てれば家族の健康が守れるのか気になるという方が多いはずです。

そして、家づくりのポイントとして「家族の健康」を重視する方の中には、「自然素材の家」というものに興味を持ち、自分たちの家づくりの際には積極的に検討したい選択肢の一つに入れるという方が多くなっているようです。「自然素材」と聞くと、やはり耳障りが良いですし、なぜか「健康な暮らしが実現しそうだな!」と感じてしまう人も多いと思います。

しかし、自然素材の家に関しては、メリットばかりが存在するのではなく、このタイプの家を建てて「後悔した」という声を見かけることも増えています。家は、一度建てたものが気に入らないからという理由で簡単にやり直しができるような物ではありません。そのため、これから新築注文住宅の購入を検討していて、家族の健康な暮らしを実現するために「自然素材の家」に興味を持っているという方がいれば、「自然素材の家を建てて後悔した」という方は何をデメリットと感じているのかを知っておく必要があります。
この記事では、自然素材の家を建てて、後悔してしまう可能性があるポイントや失敗を避けるための注意点などについて解説します。

そもそも自然素材の家とは?

それではまず、「自然素材の家」がどのような住宅なのかについて解説します。近年では、注文住宅を建てるなら「家族の健康を考えて自然素材を使った家づくりを進めたい」という要望を持つ方が増えています。それでは、この自然素材の家とは、通常の家と何が異なるのでしょうか?簡単に言うと、自然素材の家は、一般的な住宅と比較すると、家を構成するための材料が異なるという点が特徴と言えます。

一般的な住宅は、家を構成する材料として、合成樹脂や化学物質、金属などが各所に用いられています。一方、自然素材の家は、これらの材料の利用を避け、無垢材、珪藻土、漆喰といった、自然由来の素材を使用して家づくりを進めるのです。

つまり、自然素材の家は、金属材料や合成樹脂、化学物質をなるべく使用せず、環境やそこに住む人の健康に配慮して、自然由来の素材を使用した家のことを指していると考えてください。ちなみに、「自然素材の家」については、「金属材料の使用を〇%以下に抑えている」といった明確な定義は存在しないので、自然素材の使用量については快適性や便利さのことを考慮しながら決めていく形となります。

自然素材の家に採用される材料

上述したように、自然素材の家には明確な定義はなく、可能な限り金属材料や合成樹脂、化学物質の使用を抑えた家のことを指しています。そして、自然素材の家を建てる際には、以下のような材料が採用されます。

  • 無垢材
    無垢材は、天然の木を切りだしてて作った1枚板のことです。家づくりの際には、フローリングに無垢材が使用されるケースが増えています。無垢材を使用した家は、天然の木の香りやぬくもりが得られるとされていて、木の調湿性により快適な環境を作り出せるとされています。
  • 漆喰
    漆喰は、消石灰(水酸化カリウム)を主原料としていて、麻や藁などの繊維や海藻のりなどと混合して作られます。家づくりでは、天井や壁、外壁や水回りなどに採用されます。漆喰は、断熱性が高く、調湿性もあるため、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境作りに役立ちます。また、空気中の臭いを吸着する効果を持っているため、空気清浄機のような役割も期待できると言われています。
  • 珪藻土
    植物性プランクトンの殻の化石が主原料となった材料で、室内壁などに採用されます。高い調湿性や耐熱性や耐火性に優れるため、家を構成する材料としては非常に望ましい効果が期待出来ます。
  • セルロースファイバー
    セルロースファイバーは、「最強の断熱材」などとしても注目されていますが、新聞紙や古紙をリサイクルしてできる木質繊維系の断熱材であることから、自然素材の家を建てるための材料としても注目されています。非常に高い断熱効果を持つだけでなく、防音効果も期待できるため、狭小地に家を建てる場合には非常におすすめです。なお、セルロースファイバーには、ホウ酸が含まれているため、シロアリ予防の効果も期待できます。

自然素材の家は、上記のような天然素材を建材として建てられています。自然素材は、化学物質を放出する可能性が低いため、室内の空気環境を改善することで、シックハウス症候群を防止してくれるなどの点から、家族が安心して健康に暮らせると人気になっています。

「自然素材の家は後悔する」と言われる理由は?

自然素材の家については、先ほど紹介したような特徴部分だけを見ると、「後悔することはないのでは?」と考えてしまうと思います。しかし実際には、自然素材の利用を重視して建てた家に住んでみて「こんなはずじゃなかった」と後悔する人もいるとされているのです。

ここでは、自然素材の家でよくある失敗談をいくつかご紹介します。

①アレルギー症状が出た

自然素材の家は、シックハウス症候群のリスクを軽減してくれる安全な家というイメージがあると思います。しかし中には、自然素材に対してアレルギー反応が出てしまう人がいて、そのような人が自然素材の家を選んだ時には、後悔してしまう要因となるでしょう。

自然素材の家は、化学物質が使用される一般的な住宅と比較すると、安全性が高いというイメージが強いです。しかし、ひのきや漆に対するアレルギーを持っている人がいて、そのような人の場合、家の中にいるだけでかぶれてしまうなど、健康上のトラブルを引き起こしてしまうことがあるのです。

食品に対するアレルギーについては、多くの方が気にするようになっています。しかし、家を建てる際にアレルギー反応が出るかも…ということを考えるような人はほとんどおらず、家を建ててから症状が出てしまい、快適に過ごせなくなることで自然素材の家を建てたことに後悔してしまう訳です。アレルギーについては、誰が何に反応するのか分かりませんし、心配な人は病院でアレルギー検査を行い、反応がありそうな素材は使用しないようにしましょう。

②建物の見た目が想像以上に統一感がない

自然素材は、工場で製造される製品ではないため、全く同じものはありません。木材でも、パッと見は同じように見えますが、目を凝らしてみると、木目などの模様は大きく異なるはずです。自然素材の家は、フローリングに無垢材が使用されるのですが、同じ樹種の木材を使用しても、木目が完璧に揃うなんてことはあり得ません。

そのため、自然素材の家は、模様や色などに規則性がない、不揃いな見た目になってしまうのです。建物デザインについて、他の住宅と違って個性的になると、その不揃いさをメリットと捉える人もいますが、規則性がないことから落ち着かないという印象を持つ人もいて、そういった方の場合は家のデザインについて「こんなはずじゃなかった」と失敗に感じてしまうことがあるようです。

③自然素材ならではのお手入れが面倒に感じる

自然素材の家は、使用している素材の特性に合わせて、定期的なお手入れが必要になります。工業製品が採用された一般的な住宅でも、日々のお手入れが必要になるのは間違いありませんが、素材の特性に合わせたお手入れについて、特に考える必要はなく、一般的な方法で掃除などを行えば構いませんよね。

しかし自然素材の家の場合、通常とは異なるお手入れが必要になるケースもあるのです。例えば、無垢材をフローリングに採用している場合、年に1、2回のワックスがけが必要になります。また、珪藻土や漆喰を壁に採用している場合、壁に付着した汚れをほうきやはたきで落としてから掃除するといった手間が増えます。つまり、通常の住宅よりも、お手入れに手間がかかることから、それを面倒に感じて後悔する人がいるのです。

自然素材の家を建てる際には、各素材を採用する場合にどのようなお手入れがどの頻度で必要になるのかをあらかじめ確認しておきましょう。建築時にお手入れのことまで意識しておけば、住み始めてから「手間がかかる」ということに後悔する可能性が低くなります。

④経年変化が大きい

自然素材の家は、一般的な住宅と比較すると、経年変化の幅が大きいです。例えば、木材などは、年月が経るにつれて色が変化していくのですが、それを見て「家の雰囲気が変わってしまった…」とがっかりしてしまう人がいるのです。また、自然素材は傷が付きやすい物が多いため、日常生活を進めるうえでの経年変化に対して、「汚れやキズが目立つ」など、マイナスなイメージを持ってしまう人がいるのです。

家に対しては、新築した時の綺麗な状態を維持し続けることを理想と考える人が多いのですが、家の経年変化は絶対に止めることはできません。特に、自然素材の家は、工業製品よりも変化の幅が大きいため、見た目の変化に負の印象を持ってしまいがちという方は注意が必要です。
正直に言うと、自然素材の家を建てる場合、皮製品などのように経年劣化(変化)を楽しむという視点を持っておく必要があると思います。経年変化を楽しめれば、自然素材の家に後悔しなくて済むと思います。

⑤調湿性の高さが仇となる

先程紹介したように、自然素材は、高い調湿性を持っている素材が多いです。自然素材の家は、空気中の水分を吸収したり、反対に蓄えていた水分を空気中に放出するという性質を持っているため、湿度の影響をどうしても受けやすくなってしまうのです。

自然素材内の水分量が少なくなっていくと、木材に反りやひび割れなどが生じてしまうことがあります。適切なメンテナンスを施しておけば、住まいに影響が出るほどの問題にはならないのですが、こういった自然素材の特性を理解していない人からすると、「何もしていないのに家が早期劣化した…」と自然素材そのものにマイナスイメージを持ってしまうことがあるようです。

自然素材の家にはメリットもたくさんある

ここまでの情報だけを見ると、自然素材の家はやめたほうが良いのかなと感じた方が多いかもしれません。しかし、自然素材の家については、あくまでも家を建てた一部の人が「後悔した」と言っているだけで、何のメリットもないというわけではありません。

自然素材の家を建てて後悔したという方がいる一方、自然素材の家を建てて良かったと感じている方も多くいるのです。それでは、自然素材の家を建てることで得られるメリットとはどのようなことが考えられるのかについてもご紹介します。

調湿性や断熱性が高い

自然素材の家は、採用する自然素材が持つ特性を最大限生かせる点が大きな魅力となります。例えば、無垢材や漆喰、珪藻土などは、高い調湿性や断熱性などを持っていて、快適な住空間を作るのに役立ちます。夏場は高温多湿な気候となる日本ですが、自然素材を採用した家の場合、素材が湿気を吸ってくれるため、じめッとした嫌な感じが少なくなります。また、乾燥しがちな冬場に関しては、蓄えていた水分を放出してくれるため、適度な湿度環境を維持してくれます。つまり、自然素材の家は、建物を構成する素材そのものが、1年を通して快適な環境を作ってくれるわけです。

この他、自然素材の中には、高い断熱性や防音性を持つものがあるため、それらを建材として使用した場合、高機能な家が完成すると思います。家族の健康や環境に優しいだけでなく、高機能性まで保持した家が完成すれば、「自然素材を選んで良かった」と思えるでしょう。

リラックス効果が期待できる

自然素材を採用した家は、化学物質から発せられる薬品のような気になる臭いが少ないという点もメリットです。例えば、無垢材を床一面に採用していれば、空間全体に木の香りが充満し、まるで自然の中で森林浴しているような気分になると言われています。木の香りなど、自然を感じられる空間は、リラックス効果も期待できるとされるのも嬉しいポイントになるでしょう。

また、自然素材の家を建てるための材料として近年人気になっている珪藻土については、素材そのものに香りはないものの、建材として利用することで、消臭効果が期待でき、住まいの空気環境を良好に維持してくれるとされています。室内でペットを飼育しているご家庭などであれば、空気中の嫌なニオイを壁が吸着してくれるようになるなど、家そのものが空気清浄機のような役割を担ってくれるようになるのです。

高級感のある空間を演出できる

このポイントは、人によって受け取り方が異なります。しかし、多くの場合、自然素材を採用した家は、空間に高級感が演出できたと感じると言われています。

床や壁などに工業製品ではなく、自然素材が採用されていれば、他の住宅にはない見た目になるため、こだわりが感じられる空間を作り出すことができるのです。木材などの自然素材は、どこか上質さを感じることができますし、工業製品では醸し出すことができないワンランク上の空間演出ができると人気になっています。

メンテナンスが簡単なので自分でできる

自然素材の家に後悔するポイントとして、お手入れやメンテナンスを面倒に感じるからと紹介しました。しかし、このポイントについては、メリットとして受け取っている方も少なくありません。

「お手入れを面倒に感じる」ということは、自分でお手入れをしているという意味です。これは、自然素材の家は、大規模なメンテナンスを除けば、誰でも簡単に行うことができるということで、コストをかけずにメンテナンスをしていけるという点は大きなメリットになるのです。自然素材のメンテナンスは、皆さんが考えている以上に簡単です。傷や凹みなどのトラブルが生じた場合でも、身近にある物を使って自分で補修することも出来ます。

例えば、漆喰の壁についた汚れなどは消しゴムで消えますし、無垢材の傷はサンドペーパーで削るだけで目立たなくなります。また、凹みが生じた時にはアイロンを当てれば復元出来たりするので、ちょっとしたメンテナンスで業者に依頼する必要がないため、コストを抑えられるのです。確かに、作業そのものは面倒に感じるかもしれませんが、家の維持コストを抑えられると考えると、メリットにもなるのではないでしょうか。

長寿命

自然素材は、耐久性に優れている製品が多く、工業製品よりも長く使えるというメリットがあります。

例えば、床に採用するフローリング材について、一般住宅に採用される合板フローリングは適切なお手入れを行った場合でもその寿命は10~20年程度と言われています。しかし、無垢材を床材として採用した場合、30年以上持つのが一般的なのです。

家を構成する建材が長持ちすれば、それだけ交換や修繕にかかる費用を抑えられるため、家に掛けるコストについて中長期的に見ると安くおさまるというメリットが得られるのです。

自然素材の家に後悔しないためのポイント

それでは最後に、自然素材の家を建てたいと考えている方が、将来的にその選択に後悔しないため、事前におさえておきたいポイントをご紹介します。上で紹介しているように、自然素材の家については、メリット面もデメリット面も存在します。そのため、家を建ててから後悔しないためには、本当に自分たちに合っているのかを慎重に検討しなければならないのです。

ここでは、家を建てる前に認識しておくべき代表的なポイントをご紹介します。

自然素材特有のお手入れ方法について

自然素材のお手入れ、メンテナンスは、メリットにもデメリットにもなり得るポイントです。誰でも比較的簡単にお手入れをすることはできますが、「平日は急がしくて、休日に家のメンテナンスなんてしたくない…」なんて方からすると、面倒さの方が勝ってしまう可能性があるのです。

自然素材は、工業製品にはない特性があり、それに合わせて小まめにお手入れをしてあげる必要があります。それをすることで、長持ちさせることができるのですが、素材ごとの特性やメンテナンスに関して事前に知らなければ、後から「お手入れが面倒」「思っていたよりも扱いづらい」とネガティブな印象を持ってしまいがちなのです。

例えば、珪藻土を使った壁は、手あかなどがつきやすいものの、汚れは消しゴムやメラミンスポンジで簡単に落とせることを理解したうえで導入すれば、後から素材の特性に不満を感じなくて済みます。自然素材ごとの特性については、家が完成した後、どの程度手をかける必要があるのか判断するポイントにもなるので、建設会社の方にしっかりと教えてもらうと良いです。

コストの比較は、その場だけでなく中長期的な視点で考える

自然素材は、工場で大量に生産される工業製品と比較すると、どうしても高くなります。また、施工費に関しても、簡素化が進んでいる工業製品よりも割高になります。つまり、自然素材の家は、家を建てる際の初期コストがどうしても高くなりがちなのです。

そのため、一般的な工業製品を採用した家と比較して、「自然素材の家は高いからやめておこう」という判断をする人も少なくありません。しかし、家のコストに関しては、建築時点だけで比較するのではなく。将来的な修繕のことも考慮して比較すべきです。先ほど紹介したように、自然素材は、耐久性が高いものが多く長寿命、お手入れが簡単なのでセルフメンテナンスが可能というメリットを持っています。

つまり、将来的な修繕にかかる費用のことまで考えると、自然素材の家の方が総合的にはコストを抑えられる可能性もあるのです。この辺りは、なかなか計算が難しい面もありますが、建材の交換頻度などをもとに、それぞれの生涯コストで比較してみるのがおすすめです。

見た目に関する特徴が納得できるか検討する

自然素材を採用する場合、同じ材料でも不揃いな見た目になってしまうと紹介しました。天然物であることから、全く同じものが存在しないため、どうしても不揃いな見た目になってしまうのです。この点に関して、「統一感が出ないから嫌だ」と感じるのか「個性的で良い」と感じるのかは人それぞれです。家の見た目は、満足度に大きな影響を与えるポイントになるので、自分ならどっちの反応になるのかをよく考え、自然素材の使用が正解かどうか、慎重に検討するようにしましょう。

また、自然素材の家は、経年変化が大きいという点も特徴です。木材や漆喰は色の変化が大きいため、新築時の見た目から年々大きく変化していってしまいます。この点についても、経年変化「家の味」と感じられるかどうかがポイントになると思います。新築時の見た目をできるだけ長く保ちたいと考える人であれば、自然素材の変化は、単なる劣化に見えてしまう可能性があるので注意しましょう。

まとめ

今回は、新築業界で人気になっている自然素材の家について、「自然素材の家は後悔する」という声が上がっているのはなぜなのかについて解説しました。

自然素材の家は、文字通り、家を作るための建材として工業製品ではなく、自然由来の材料を多く使うことを目指した住宅を指しています。もちろん、すべての部分に自然素材を使用しているというわけではありませんし、「化学製品の使用を〇%以下に抑える」など、明確な定義のような物もありません。あくまでも、出来る限り自然由来の材料を用い、そこで暮らす人の健康や環境に良い影響を与えることを目的とした家なのです。

記事内では、なぜ自然素材の家を建てて「後悔した」という方がいるのか、またその逆に「自然素材の家にしてよかった」と考えている方の意見など、両方をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。新築住宅の購入を検討した時には、利便性だけでなく、家族が安心して健康に暮らせるのかを重視したい人は多いはずです。

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