
新築注文住宅を建てる時には、どんな間取りや内装のアイデアを取り入れれば、快適で利便性の高い家になるのだろうか…ということに頭を悩ませる方が多いです。
もちろん、自分の理想とする住まいづくりを進めるためには、まずは自分が欲しい機能などを重視して、取り入れる間取りや設備などを決めていけば良いのですが、ほとんどの方が家づくりは初めてのことになるため、自分が考えているアイデアを取り入れることでホントに良い家になるのだろうか不安に感じてしまうものだと思います。
そのため、新築時にマイホームに取り入れたいと考えるアイデアに関しては、他の人が家づくりの際にどんな工夫を施したのかを知っておきたいと考える方が多いです。そして、実際に作り上げた自宅で生活してみて、どんな感想を持ったのかを知っておくことができれば、より理想的なマイホームが出来上がるのではないかと考えられるはずです。
そこでこの記事では、これから新築注文住宅の建築を考えている方に向け、新築時に取り入れたいアイデアをご紹介します。ここでは、他の方が実際に取り入れて良かったと言っているアイデアを中心にご紹介していきます。
新築注文住宅に取り入れたいアイデアいろいろ
それでは、これから新築注文住宅の建築を考えている方に向け、他の方が新築時に取り入れ「やって良かった」と感じている工夫をいくつかご紹介していきます。
新築住宅に求める条件については、人それぞれ異なるはずなので、以下で紹介するアイデアが全員にとっておすすめというわけではないので、その点は注意してください。
リビングの窓をフルオープンに
これは、家族全員がゆったりとした時間を過ごせるようにするためのアイデアです。昨今の新築業界では、リビングの開口部を大きくするという工夫が人気になっています。大きな窓を設置したとしても、建物の耐震性をしっかりと確保できるような工法が開発されているため、開放感のあるリビングにしたいという方には非常におすすめです。
そして、リビングと繋がる屋外空間にウッドデッキなどを設置し、そこへの出入りをするための開口部について、窓をフルオープンにできるような設計があります。このアイデアを取り入れると、窓を開放すれば室内と外を開放的につなげることができ、リビングの延長として広大なアウトドアリビングのスペースを確保することができるのです。広々としたリビングスペースを確保できるようになるため、家族がゆったりと長い時間過ごすことができるうえ、休日に友人と集まってBBQを楽しむなどといったことにも利用することができます。
注意点としては、大きな窓を設置する場合、プライバシーの確保が難しくなる、強い日差しが入り込むため空調効率が悪くなる、防犯対策にコストがかかるなどの問題がある点です。他にも、窓を開放して室内と外を繋げられるとはいえ、窓をフルオープンにすると小さな虫や花粉などが入り込みやすくなるという問題が考えられます。
パントリーに関するアイデア
昨今の新築住宅では、「パントリーを作っておきたい」という要望が多くなっています。パントリーとは、いわゆる「食品庫」のことで、キッチン周辺に設置して食料品や調味料、飲料、キッチン用品などをまとめて保管できるようにするための場所です。パントリーがあれば、食料品などをまとめ買いしてもきちんと保管できるため、買い物の回数を少なくすることができ、生活利便性の面でも有効に働くと考える人が多いのです。さらに、地震や台風など、災害の発生件数が多い日本では、万一の大規模災害への備えが重要視されています。パントリーがあれば、災害時の家族全員分の備蓄品を余裕で保管できるようになるという点も大きなメリットになるのです。
このパントリーに関しては、ちょっとしたアイデアを取り入れることで、より利便性の高い場所にすることができます。新築時には、下で紹介するようなアイデアを取り入れてみてはいかがでしょう。
- 冷蔵庫をパントリーに設置する
キッチンから出入りしやすいパントリーにして、そこに冷蔵庫を配置するというアイデアは非常に人気です。パントリーに冷蔵庫を設置すれば、リビングやダイニングから冷蔵庫が見えなくなるため、生活感が少ないおしゃれなキッチン空間を作り出すことができます。来客が多いお宅は特におすすめかもしれません。 - 玄関からパントリーに直接アクセスできる動線
玄関からリビングだけでなく、キッチンやパントリーに直接行けるような動線づくりのアイデアもおすすめです。食料品は、重量のある荷物も多いですし、保管するための場所までの距離が短くなれば、日常生活がグンっと楽になるはずです。したがって、間取りの工夫によって「玄関⇒パントリー⇒キッチン」などと移動できるようなアイデアがおすすめです。 - 駐車場からパントリーに行ける
玄関からキッチンに直接アクセスできるアイデアと似ていますが、駐車場にパントリーへの入り口を作り、直接アクセスできるようにするというアイデアも人気です。駐車場からパントリーにアクセスできるようになれば、重い荷物を持ったままでの移動距離が少なくなるほか、悪天候時も荷物を家の中に運ぶ手間が少なくなります。また荷物が無い状態でも、濡れずに家の中に入れるようになるので、取り入れてみると「良かった!」と感じる方が多い工夫です。
パントリーは、ちょっとしたアイデアを取り入れることで、より便利に、また自宅のキッチンをお洒落な空間にすることができます。注文住宅を建てる際、パントリーを設置したいと考えている方は、上記のようなアイデアも取り入れてみてはいかがでしょう。
ランドリールームに関するアイデア
昨今では、新築住宅を建てる際には、ランドリールームを設けたいと考える人が増えています。ランドリールームは、簡単に言うと、洗濯のための部屋のことで、「洗う・干す・たたむ・しまう」など洗濯に係わる一連の作業を1カ所で済ませることができるスペースとなります。
このランドリールームの人気については、「外に洗濯物を干したくない」「干さなくても乾燥させられる設備が増えた」ということも、関係していると思います。最近では、花粉やPM2.5などの懸念があるため、洗濯物を外に干すのではなく、室内干しにしたいと考える人が多いです。しかし、室内に洗濯物を干す場合、急な来客があると困る、洗濯物がなかなか乾かない…などの問題が生じやすいです。しかし、ランドリールームを作り、そこに乾燥機などを設置すれば、素早く洗濯物を乾かす事が出来ますし、ランドリールーム内に干す場合でも、来客者が立ち入らないようにすれば、洗濯物を見られる可能性がなくなるのです。
ランドリールームは、日々の洗濯に係わる手間が少なくなる他、花粉症対策など、家族の健康のことを考えても非常に有効なスペースとなるため、導入する方が増えています。
このランドリールームに関しては、ランドリールーム内で「洗う・干す・たたむ・しまう」という洗濯作業を完結させるだけでなく、ウォークインクローゼットや勝手口を一直線につなげた間取りにしておくことで、外干しする際も楽になり、さらに乾いたものをクローゼットにしまう手間も少なくすることができます。
洗濯物置き場と洗面台を同じスペースに設置する場合は、仕切りなどを設置して来客者の目線から洗濯機やランドリー用品、洗濯物が見えなくなるようなアイデアを取り入れるのもおすすめです。
玄関について
マイホームの顔となる玄関も、ちょっとしたアイデアを取り入れることで、さまざまな面に有効に働きます。例えば、以下のようなアイデアは「やって良かった」と感じる人が多いようです。
- 家族専用の玄関も設置する
玄関の奥などに、家族専用の出入り口を設けておけば、いつでも玄関がスッキリするため、急な来客でも焦る必要がなくなります。来客者と玄関部分でおしゃべりしていても、他の家族は気にせずに家の中に入れるようになるため、とても便利だという声を聞く機会が多いです。 - 広めの玄関収納
玄関部分は、意外に散らかりやすいことに悩む人が多いです。家族全員の靴や傘などを配置するとなると、それだけでかなりのスペースをとられてしまいます。また、悪天候時には、玄関部分が汚れてしまい、掃除の手間がどんどん増えてしまうのです。これが、玄関横に広めのシューズクロークなどを用意すれば、玄関をスッキリさせることができます。靴や傘のほか、カバンやランドセル置き場なども用意しておけば、玄関部分が散らかることが無くなります。さらに、コートなどをそこで脱ぐようにすれば、居住スペース内に花粉などを持ち込まないようになるなど、花粉対策も出来るようになります。 - 玄関前にガレージを設置する
玄関の前にガレージを設置すれば、悪天候時も車の乗り降りの際に濡れる心配がなくなります。また、車から家までの距離が近くなるため、ちょっとした荷物などがある時には、移動距離が短くなるというメリットも得られます。
玄関部分もちょっとしたアイデアを取り入れることで、生活利便性の向上が期待出来ます。特に、花粉症の問題に関しては、多くの方が悩んでいると思いますし、花粉を生活スペースの中にまで侵入させないようにするためにも、玄関部分で対策を実施するのがおすすめです。
デッドスペースの使い方
階段の下など、家づくりの際には「うまく使えないかな?」と考えてしまうようなデッドスペースがたくさんあります。こういった部分についても、以下のようなアイデアを取り入れることで、居住のためのスペースを確保できるようになります。
- 階段下を子供の遊び場に
階段下にできるデッドスペースは、さまざまなアイデアで有効利用することができます。例えば、壁とちょっとした扉を付け、子供の秘密基地や遊び場として利用すれば、小さなお子様が喜ぶでしょう。使い終わったおもちゃを収納するためのスペースとしても利用できるので、リビングなどが散らかりません。 - 階段下に防音室
近年増えている階段下の利用アイデアとして、簡易的な防音室にするという方法です。子供が勉強に集中するためのスペースや、テレワークスペースとして利用するようにしたら、家族が生じさせる音や家族の姿で集中力を乱されることが無くなります。
階段下は、収納スペースとして活用されることが多いのですが、上記のように、目的を持ったスペースにするアイデアも増えています。将来的には収納のためのスペースとして利用することも可能なので、家族の年齢や生活サイクルに合わせられるような機能を追加するのも良いのではないでしょうか?
その他のアイデアについて
上記以外にも、新築時に取り入れて良かったとされるアイデアはたくさんあります。ここでは、他の人が取り入れて、実際に住んでみて「やって良かった」と言っているアイデアをまとめてみます。
- テラスを木材ではなくコンクリートに
アウトドアリビングを設ける場合、ウッドデッキに憧れているという方が多いと思います。しかし、木製のテラスの場合、維持管理が想像以上に大変です。木材は、雨などに濡れる、紫外線の影響などで急速に劣化が進行するため、数年たてば見た目も悪くなってしまうなど、導入したことを後悔する方も多いのです。これが、コンクリート製のテラスにすれば、非常に丈夫で傷むのが遅くなるため、維持管理の手間が少なくなります。掃除に関しても、水を流せば完了しますし、日常利用のことを考えても取り入れて良かったと感じやすいアイデアになると思います。 - 子ども部屋にはロフト
狭小住宅が増えている昨今では、子供部屋をあまり広くできない…というケースが多くなっています。この場合、子供部屋にロフトを設置するというアイデアがおすすめです。ロフトは基本的にベッドとして利用しますが、秘密基地感があるので、小さなお子様には喜ばれると思います。また、部屋が狭い場合でも、2段利用できるので、十分なスペースを確保できます。 - リビングの端に書斎スペースを確保
テレワークなど、新たな働き方が導入され始めた日本ですが、住宅が「自宅で仕事をする」という形態になっていないことに悩む人が多いです。専用の書斎などを設けられれば良いのですが、家の大きさの関係で、それもなかなか難し…というお宅も多いはずです。この場合、リビングの端に造作のカウンターテーブルを設置しておくというアイデアが有効です。壁に向かって座れば、家族の姿も視界に入らず、仕事や学習に集中しやすい簡易的な書斎として活用できるスペースになります。ちょっとした小窓などを用意しておけば、明るさも保てるでしょう。 - 「魅せる収納」でおしゃれなキッチンに
キッチン収納について、戸棚を設置して隠すのではなく、オープンな収納を造作するというアイデアも人気です。調理器具などを手に取りやすくなるという機能性の良さも得られますが、何よりキッチン用具がインテリアの一部となるため、キッチンスペースがよりお洒落に見えるようになるのです。映画やドラマに出てくるようなお洒落で機能性に優れたキッチンになるので、「やって良かった」と感じる方は多いようです。
上記のように、ちょっとしたアイデアを取り入れることで、居住スペースを有効活用することができるようになります。もちろん、全てのアイデアを取り入れる必要はありませんし、自分たちの生活スタイルに合ったアイデアがないか検討してみると良いでしょう。
まとめ
今回は、新築注文住宅を建てる際、取り入れてみてほしいちょっとしたアイデアをご紹介しました。
記事内でご紹介したようなアイデアを取り入れると、日常生活が便利になったりお洒落な空間になったりするので、実際に取り入れた方も「良かった」と感じている人が多いようです。もちろん、マイホームに求める条件や機能性については、人それぞれ異なると思うので、上で紹介したアイデアについては「絶対に取り入れるべき」とまでは言いません。
しかし、「どんな家にすれば良いのか分からない?」「理想の間取りが全く思い浮かばない…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。悠建設では、お客様の希望に合わせてより利便性の高い家になるようなアイデアをご提案していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
