
2025年も4月の中頃を迎え、一気に気温が高くなってきましたね。近年では、季節の移り変わり方が急激になっていて、つい数日前までは寒さを感じていたのに、いきなり夏日を記録するなど、春を飛び越えて初夏のような気候がやってきています。
気温の上昇は、アウトドアレジャーを楽しめるようになるなど、ポジティブな面もあるのですが、住まいの維持管理のことを考えた時には「害虫対策が大変になる季節…」などと、少しネガティブな気持ちになってしまう…という方も多いと思います。特に、気温が20℃を超えるような季節になると、なぜか部屋の中にコバエが飛んでいて、「窓も開けていないのに部屋にコバエがいる理由は何なの?」と不思議に感じてしまう方も多いはずです。
昨今の住宅業界では、害虫対策として、家に寄ってくるカメムシの問題が注目されているのですが、コバエの大量発生についても何とかしなければならない問題となります。そこでこの記事では、家の中でコバエを見かける理由として、その発生源や退治する方法などについて解説します。
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そもそもコバエってどんな虫なの?
気温が上昇して暖かくなってくると、キッチンや浴室などで小さな虫が飛んでいるのを見かけるようになるのですが、この虫がいわゆる「コバエ」と呼ばれる害虫です。
コバエは、人間に直接的な害を及ぼす虫ではないのですが、排水口などから大量に飛び立つ姿などを見かけた時には、やはり嫌悪感を持ってしまうため嫌う方が多いです。そして、コバエの困ったポイントとしては、退治することは比較的容易なものの、何度退治してもしつこく発生してしまう点です。
これから気温が上昇していくにつれ、家の中でコバエを見かける機会がどんどん増えていくと予想されます。そのため、しっかりと対策を施すためにも、この虫の特性などをきちんとつかんでおきましょう。
コバエと呼ばれる虫の種類について
コバエは、家の中に発生する非常に小さな虫のことを指しています。暖かい時期になると、キッチンの生ごみなどに集まる虫で、ブンブン飛び回る習性があります。ほとんどの方は、家の中を飛び回る小さな虫を「コバエ」と呼んでいると思うのですが、実はこの名称は特定の昆虫を指しているのではなく、小さなハエの総称なのです。ちなみに、コバエについて「子バエ」と認識していて、ハエの子どもと考えている方も多いです。家の中を飛んでいる小さなコバエが成長し、ハエになるという考えなのですが、これも間違っています。
私たちが「コバエ」と認識している虫は、ハエとは別の種類の昆虫で、生態などもかなり異なります。なお、日本の住宅の中でよく見かける一般的なコバエは、主に以下の4種類を指していると考えて構いません。
- ショウジョウバエ
ショウジョウバエは、赤い目を持った体長2~3mmくらいの虫で、キッチンで見かけるコバエはほとんどがショウジョウバエです。このコバエは、果物や野菜をエサとしているため、食べ物を求めてキッチン周辺で見かけるのです。ちなみに、果物周辺でよく見かける虫であることから、欧米などでは「fruit fly(フルーツフライ)」と呼ばれるそうです。 - チョウバエ
コバエの中では、比較的大き目な種類で5mm程度のサイズになります。体全体が毛で覆われていて、蛾や蝶に見えることから「チョウバエ」という名称がつけられたとされています。主に、沼地や湿地など、不衛生な水際に生息する虫なので、家の中で言えば、キッチンや浴室の排水口、トイレなどの水場で発生します。チョウバエは、綺麗な水では繁殖できないという特性から「汚い」というイメージを持つ人が多く、「便所バエ」などと呼ばれることもあります。 - ノミバエ
ノミのような見た目をした小さなコバエで、黄褐色の身体を持ちます。ノミバエは、さまざまな場所を発生源としていて、家の中で言えば、生ゴミや排水口、腐敗した植物や動物の排せつ物など、いろいろな場所で発生します。ノミバエは、食べ物の中に入り込んで産卵するケースもあるので、コバエの中でも特に注意が必要です。 - クロバネキノコバエ
クロバネキノコバエは、非常に小さなコバエで、体長は1~2mm程度しかありません。主に、腐葉土や有機物を含む湿り気のある土に産卵します、家の中で言えば、観葉植物や家庭菜園などが発生原因になるケースが考えられます。このコバエは、体が非常に小さいという特徴があり、照明などの「光」に誘引されることから、家の中に侵入してきます。例えば、ベランダの家庭菜園で発生したコバエが、家の中の照明の灯りを目指してよってくるといった感じです。網戸を閉めていても、体が非常に小さいため、隙間を通り抜けてくるものがいるので「網戸は閉めていたのにどこからコバエが入ったの…」と不思議に感じてしまうことがあります。
家の中で見かけるコバエは、主に上記のような虫です。
体が非常に小さいという特徴を持つため、網戸の僅かな隙間を通り抜けたり、エアコンの室外機や換気扇を伝って家の中に侵入してくることができるのです。そして、一度侵入されてしまうと、一生に数百個もの卵を産むという繁殖力の強さから、室内で大量発生してしまう…という結果になるわけです。
コバエによる問題とは?
それでは、家の中にコバエが発生した場合、どのような害があるのでしょうか?
大量のコバエが家の中を飛び交っている…なんてことになれば、ほとんどの方が不快感を持ってしまいますよね。ただ、コバエは、植物や食品、動物の糞や尿にたかり、大量に繁殖するという特性を持っているため、単に不快という問題ではなく、衛生的な問題も考えられます。先ほど紹介したように、食品の中に入り込んで産卵するタイプのコバエもいるので、衛生面の問題は確実にあると言えるでしょう。
なお、コバエは、それ自身が病原菌を媒介するといった心配はないため、そこに住む人に健康被害を及ぼすことはほぼないと言えます。ただ、家の中に虫が大量発生しているという状況は、誰でも嫌だと感じるはずですし、気持ちの良い生活環境を維持するためには、コバエの侵入や発生を防ぐことが大切です。
コバエの侵入経路とは?
それでは、コバエはどこから家の中に侵入してくるのでしょうか?小まめに掃除をして、家の中を清潔に保っている…という認識がある人でも、気温が上昇する時期になると、部屋の中でコバエを見かける…なんて経験は普通にあると思います。
ここでは、コバエが家の中に侵入する主な経路について解説します。
玄関から人と一緒に侵入する
コバエに限った話ではありませんが、家の中に侵入する虫については、人間が玄関を使って出入りする際、その一瞬のスキをついて家の中に侵入するというケースが非常に多いです。特に、夜間に玄関灯をつけていると、その周辺に虫が集まっていて、家の出入りの際に人と一緒に入ってくることがあるのです。また、衣服やカバンなどの持ち物に付着して家の中に持ち込む…なんてこともあるでしょう。
このほか、家の構造によっては、玄関ドアの下部に空気抜きのための隙間が作られているケースがあり、その部分からコバエなどの小さな虫が侵入することがあります。
網戸の隙間など、窓から侵入する
家の中でコバエを発見した際には、窓部分から侵入している…というケースがかなり多いです。これは、網戸をきちんと閉めている…という場合でも考えられる侵入経路です。というのも、コバエは身体が非常に小さいことら、網戸の隙間を潜り抜けてしまうなんてことが考えられるのです。
一般住宅で採用される網戸は、1.03~1.15mm角の18~20メッシュと呼ばれる網目のサイズが多く、このサイズの場合、小さなコバエを防ぐことが難しいのです。また、網戸をきちんと閉めていても、窓を中途半場に開放しているという開け方の場合、窓枠とガラスの間に隙間が生じ、そこから虫が侵入する…なんてことも考えられます。
戸建て住宅などでも、ベランダで植物を育てる人が多いのですが、その場合、植物にコバエなどの虫が寄ってくるため、よりコバエの侵入確率が高くなるので注意しましょう。
エアコンを原因に侵入する
コバエの侵入経路としては、エアコンが重要なポイントとなります。コバエとエアコンは、何の関連もなさそうに思えますが、実は、室内機と室外機が繋がっているという設備であることから、屋内と屋外がエアコンによってつながっているとも言えるのです。
例えば、エアコンを設置する際には、室内機と室外機を繋げるため、壁に配管穴があけられます。もちろん、配管を通した跡は、パテなどによって埋められることになります。しかし、いい加減な施工を行ってしまうと、壁と配管の間に小さな隙間が生じてしまい、その隙間を使って体が小さなコバエが侵入できる…なんてことになるケースがあるのです。
このほか、エアコンのドレンホースを伝ってコバエが侵入することもあります。ドレンホースは、ゴキブリの侵入口になることもあるので、きちんと害虫が侵入できないようにするための対策を施しておきましょう。
24時間換気の給気口から侵入する
現在の住宅は、24時間換気システムの設置が義務付けられています。24時間換気システムにもいくつかの種類があるのですが、コストの面などを考慮して第3種換気を取り入れているケースが多いです。
そして、第3種換気の場合、給気口が屋内と屋外を直接つなげるための単なる空洞となっていることから、ここからコバエなどの虫が侵入することがあるのです。特に、賃貸住宅などの場合、給気口の虫対策は住人さんが自ら行わなければならないのですが、その必要性を知らないことで何も対策を行わず、虫が侵入し放題になってしまっているケースが多いです。
観葉植物や家庭菜園のプランター
コバエの侵入については、成虫が家の中に飛来する以外にも侵入経路があります。コバエの中には、土の中に卵を産んで孵化する習性を持つものがいて、ホームセンターなどで観葉植物を購入した際には、コバエの卵と一緒に家の中に持ち込む…なんてことが考えられるのです。土の中に卵があるかどうかは、一般の方が見て気付くことなどできませんし、気付かないうちに自分でコバエを持ち込むことになるのです。
このほか、ベランダで植物を育てているなんて方の場合、悪天候時に家の中に避難させ、そこにコバエが潜んでいる…なんてことも考えられます。
コバエは、家の中で繁殖する
上述したように、家の中で見かけるコバエは、人の出入りや家に存在する小さな隙間を侵入口として入ってきます。窓などに関しては、きちんと網戸を閉めていても、網目を潜り抜ける物もいるため、コバエの侵入を完全に防ぐというのはなかなか難しいと言わざるを得ません。
そして、コバエについては、侵入だけでなく、家の中で繁殖して発生する…なんてことも多いので、これからの時期は注意しましょう。
家の中でコバエの発生源となるのは、キッチンや浴室、トイレ、洗濯機など、湿気や汚れなどが貯まりやすい場所です。コバエは、生ごみなど栄養源がある以外にも、水回りを好むという特性があり、排水口などで大量に発生する…なんてことが考えられるのです。特に、キッチンの排水溝などは、生ごみや食べ残しの放置が原因で、大量発生することが多いので、これから気温が高くなる時期は注意が必要です。
ちなみに、コバエの中には、有機質の土やアルコールを好むものがいて、観葉植物や家庭菜園用のプランター、お酒が入っていた空き缶なども発生源となります。お酒を飲んだ後は、すぐに水洗いするのがおすすめです。
部屋の中でコバエを見つけた時の退治方法とは?
ここまでの解説で、コバエが家の中に侵入することを完全に防ぐのはかなり難しいということが分かっていただけたと思います。網戸を閉めていても侵入する、人の出入りを利用して玄関から侵入するという特性があることから、気を付けていてもいつの間にか家の中にいる…なんてことは普通にあり得る虫がコバエなのです。
したがって、コバエ対策を考えた時には、「どのようにして速やかに退治するのか?」という点も大切になります。コバエに侵入されたとしても、産卵前に退治できれば、大量発生を防ぐことができるでしょう。ここでは、コバエを退治するための有効な方法をご紹介します。
殺虫剤を使用する
コバエに限らず、家の中で虫を発見した際の対処法として、最も一般的なのは、殺虫スプレーを利用して虫を死滅させるという方法です。コバエに関しても、直接スプレーを噴射すれば、すぐに死滅させることができます。
なお最近では、予防効果も期待できる殺虫剤が登場していて、キッチンなどのゴミ箱や排水口に吹きかけることで、虫を死滅させるだけでなく、発生させないという効果も併せて得られるタイプがあります。家庭菜園などを楽しんでいて、虫の発生確率が高い…なんてお宅の場合、水回りにあらかじめ使用しておくと良いでしょう。
捕獲機を設置する
コバエの対策としては、スプレータイプの殺虫剤以外にも、捕獲機タイプの殺虫剤が効果的です。スプレータイプの場合、目に見える範囲のコバエしか対処することができず、隠れている虫を死滅させることができません。
しかし、捕獲機タイプの場合、置いておくだけでコバエが寄ってきて退治することができるのです。このタイプのアイテムは、自分で虫に気付く必要もなく、勝手に退治してくれる手軽さがメリットです。キッチンや洗面所など、コバエが発生しやすい場所に設置しておけば、大量発生を防ぐことができるでしょう。また、スプレータイプのように部屋の中の空気を汚さないので、小さな子供やペットがいる環境でのコバエ対策としては非常に有効です。
電撃殺虫器
これは、コンビニなどに設置されている殺虫器です。虫をおびき寄せるライトを点灯させておき、光に集まった虫を電気ショックによって死滅させるという駆除アイテムです。
一般住宅ではあまり採用される方法ではありませんが、コバエの対策としても有効です。また、コバエ以外の虫退治にも役立つので、家の周りに虫が多い…という環境の場合、設置を検討してみてはいかがでしょう。
忌避剤を使用する
害虫対策では、コバエなど昆虫が嫌う臭いなどを発生させるスプレーを網戸に吹きかけておくといった、忌避効果を狙った対策も有効です。蚊取り線香などは、忌避効果を利用した蚊対策といえるでしょう。
コバエの場合は、アロマオイルが有効とされていて、網戸や生ごみ周辺にスプレーを吹きかける、アロマを焚くといった方法で、寄り付かなくなるとされています。ただ、この方法は「新たな侵入を防ぐ」という方面の対策なので、既に家の中でコバエを見かけたという場合は、上で紹介した殺虫スプレーなどで駆除する必要もあります。
排水口は熱湯を利用する
排水口内部には、チョウバエと呼ばれるコバエが潜んでいる可能性があります。排水口内部にまで殺虫スプレーの効果をいきわたらせるのは難しいので、このような場所は、熱湯を利用すると良いです。排水口内部のコバエの駆除は、60度程度のお湯をしばらく流しておくだけで、駆除することが可能です。
この方法は、チョウバエの幼虫や卵、排水口内にこびりついた油汚れなどもまとめて流すことができるため、チョウバエの駆除対策としては非常に効果的です。キッチンなど、コバエが発生しやすい場所は、定期的に熱湯を流すと良いでしょう。
コバエの発生予防について
それでは最後に、家の中でコバエの発生を防ぐための予防策についてもいくつかご紹介しておきます。もちろん、コバエの発生を完全に防ぐというのはなかなか難しいのですが、以下に紹介する対策を意識するのとしないのでは、コバエの発生数がだいぶ変わると思うので、ぜひ頭に入れておきましょう。
水回りの掃除を小まめにする
コバエの発生源は、キッチンや浴室、洗面所などの水回りとなります。特に、コバエの栄養源がたくさん存在する排水溝などは、大量発生の原因となるので注意が必要です。
コバエの発生を防ぎたいのであれば、コバエが好む場所を小まめに掃除して、卵や幼虫の除去、栄養源となる汚れの除去が大切です。小まめに掃除をして清潔に保つことができれば、コバエの発生を防止しやすくなります。
ゴミを適切に処理する
生ごみは、コバエのエサとなるため、適切に処理しなければ、コバエを誘引してしまう可能性があります。調理の際に出る食材の切れ端などは、シンクの端にまとめると思うのですが、この生ごみをすぐに処理しないご家庭も少なくありません。しかし、気温が高くなるこれからの時期は、生ごみを放置すると、強い臭いが発生しますし、それによりコバエなどの虫を引き寄せてしまうのです。
したがって、調理に伴う生ごみに関しては、その都度ビニール袋などに入れて密封し、臭いが漏れないようにするなどの対策が必要です。最近では、害虫の発生を防ぐため、生ごみ専用のゴミ箱も登場していて、このタイプなら蓋をしっかりと閉めることで臭いを出さないようにできます。戸建て住宅の場合、ゴミ出しまでしばらく生ごみを保管する必要があるので、専用のゴミ箱を用意するのがコバエ対策の面でもおすすめです。
食べ残し、飲み残しの放置はしない
食べ残しや飲み残しの放置は、コバエを誘引することがあるので注意が必要です。食事が終わったら、速やかに食器洗いをする、残り物を冷蔵庫に入れる、飲み物の空き缶は水洗いするなど、コバエが寄ってくる要因を除去することが大切です。
特に、アルコールを好むコバエがいることから、ビールなどお酒の空き缶は速やかに水洗いをすると良いです。なお、ペットを飼育しているご家庭は、ペットのエサがコバエの発生源になり得るので、これも食べ終わったらすぐに洗うようにしましょう。
隙間を塞ぐ
コバエの侵入経路は、先ほど紹介したように、家に生じる小さな隙間が要因になっていることが多いです。逆に考えると、その隙間を塞いであげることができれば、コバエの侵入を防ぐことができるのです。
例えば、24時間換気やエアコンのドレンホースに虫が通れないフィルターを設置する、エアコンの配管穴に隙間があるなら、パテで埋めるなど、家に生じている隙間をきちんと埋めていきましょう。
観葉植物、家庭菜園の管理を行う
観葉植物や家庭菜園は、コバエの発生源だけでなく生息場所となり得るので特に注意が必要です。室内に置く観葉植物の場合、鉢皿の水を小まめに捨てる、定期的に鉢皿を洗って清潔に保つなど、コバエが発生しにくくなる管理体制を整えましょう。
また、コバエが好む環境で植物を育てないことも大切です。例えば、コバエは日当たりが少なく湿気が多い場所を好むので、その逆の日当たりが良く風通しが良い場所で植物を育てるようにするだけでも、かなり違いが出ます。また、有機質の土はコバエのエサとなるので、鉢の上部だけは、赤玉土やバーミキュライトなどの無機質の土を入れるといった対策も有効です。
まとめ
今回は、これから気温が高くなっていくと、家の中で見かける機会が増えるコバエの対策について解説しました。
コバエは、人に直接的な害を及ぼす虫ではないのですが、部屋の中を飛び回られると誰でも嫌な気持ちになってしまうことでしょう。人が口にする食品に集まる習性があるため、衛生面の問題も気になりますし、可能な限り家の中には入り込ませたくない虫といえます。
しかし、コバエは、他の昆虫と比較すると、体が非常に小さいことから、ほんのちょっとの隙間からでも家の中に侵入してしまいます。そして、適切な対処を行わなければ、家の中に産卵されて知らない間に大量発生してしまう…なんてこともあり得るのです。コバエの対策としては、「侵入させない」ことに合わせて「速やかに退治する」ということも重要になるので、スプレーや捕獲タイプの殺虫剤を常備しておくのがおすすめです。また、家の中を生活に保つこともコバエ対策として非常に有効なので、キッチンや浴室などの水回りは、小まめに掃除を行うということを心がけましょう。